代表理事就任挨拶

「20年前、一人の教師として出会ったPAが、私の人生のすべてを変えた。」

フルバリューな社会を、教室から、職場から、今ここから。

20年前のあの日から、私の人生の柱はPAになった


教員としての第一歩を踏み出したとき、私は幸運にも「プロジェクトアドベンチャー(PA)」に出会いました。 以来20年以上。PAは単なる教育手法ではなく、私の教育実践、そして「どう生きるか」という人生の哲学となりました。

子どもたちが自分らしさを解放し、瞳を輝かせて成長していく姿。 その奇跡のような瞬間を、私は現場で何度も、何度も目にしてきました。

教室と職員室で起きた「静かな革命」

PAを教室に取り入れると、魔法のような変化が起こります。

  • 「助けて」と言える勇気: 子どもたちが互いを尊重し、支え合いながら困難に立ち向かう。
  • 教育の本質への回帰: 知識を教えるだけでなく、人間関係の中で人が育つ場が生まれる。

この力は、子どもたちだけのものではありません。実は、大人の「職員室」にこそ必要でした。 教員同士が認め合い、安心して弱音を吐き、意見を交わせるチームビルディング。先生たちが笑顔になれば、教育環境は劇的に良くなります。PAには、人と人をつなぎ、組織を根底から変える力があるのです。

いま、なぜ「フルバリュー」が必要なのか?

いま、世界を見渡すと、私たちが大切にしている「フルバリュー(お互いを最大限に尊重し合う)」の理念とは程遠い現実があります。 争い、分断、差別。目に見えない壁が、人と人との信頼を揺らがせています。

だからこそ、いま。 PAの理念がこれまで以上に社会に必要とされていると確信しています。 私たちの設立趣旨にはこうあります。

「PAの理念・哲学を基盤としたアドベンチャー教育を用いて学びの場を創設し、器の大きな人間社会の実現を図る」

小さな現場での「フルバリューな関わり」の積み重ね。それが波紋のように広がり、やがて社会という大きな海を変えていく。私はその可能性を、1ミリも疑っていません。

PAJ30周年、そして新時代へ。PAJとの強固なパートナーシップ

この度、私たちの重要なパートナーである株式会社プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ)が創立30周年という大きな節目を迎え、新たなスタートを切りました。

私は代表理事として、PAJとの連携をこれまで以上に深めていくことを宣言します。 PAの実践・普及を支える「PAJ」と、実践者の学びとコミュニティを育む「PAFUNN」。この両輪が一つになることで、より重層的で力強い活動が可能になります。

株式会社PAJ創設者・林壽夫(おいしょ)。そして、PAFUNN創立代表理事・難波克己(KAT)。 日本におけるPAの種を撒き、育ててきたお二人の情熱と「想い」を継承し、この二人共に、PAの未来を切り拓いていく。それが、いま私に課せられた使命です。

PAFUNNの未来を、共に創りませんか?

私は、PAFUNNというこの温かなコミュニティをさらに広げ、より多くの人にPAの理念を届けたい。

私たちは、単なる「会員」を増やしたいのではありません。 共に「フルバリューな輪」を広げ、器の大きな社会を創っていく「同志」を求めています。

未来への招待状

「フルバリュー」を社会のスタンダードに。 微力ながら、その一助となるべく、私はここに立ちます。このワクワクする「アドベンチャー」の続きを、私たちと一緒に創っていきませんか?

一般社団法人プロジェクトアドベンチャー協会(PAFUNN) 代表理事 遠藤大輔